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花言葉が2つ以上あったりする理由とか色々

こんにちは。
連日暑い暑い悶えてるくせにジョギングコース途中で新たな緑モッサモサ道を発見すると
これは行かねば無作法というもの・・・とアホみたいな事してるせいで夏バテ街道まっしぐらな肉球です、、

natuuri1.jpg

↑本日の緑モサ道。
こういう道って進軍直後はいいんだけど少し時間経過してからチクチクするのが地味に精神的スリップダメージしてくるんすよね、、
ちなみにこの道を進むと川土手にぶつかりまして右へ進んだら線路脇の田舎道になっとります。

natuuri2.jpg

今年は去年採取した烏瓜の種を自宅敷地内に植えて花を撮影するぞ!とかいう計画をド忘れしてたので仕方ないしジョギングコース途中のやつを直接撮影するか・・・。
等と思ってたのですが何というか生えてる場所がお化け出そうな雰囲気満々だったり変質者注意とかいう看板立ってたりでとてもじゃないけどおっさんの飴細工の如きクソ弱メンタルじゃ色々ヤバそうなので今年は大人しく諦めようと思います。
うん、何というか私の地元ってなかなかの田舎地帯なんですが割とシャレにならない事件関係のもんが過去にちょろちょろあったりするんすよね;;
(カラスウリは基本夜に花咲く)

そういやカラスウリってカラス=鳥のカラスだと思ってたんすけど名前の由来は色んな説があるようで中には鳥関係ないのもあるらしい。
もともとはカラスじゃなくてからしゅ(唐朱)という中国から輸入してた物が色合い的に由来になった説や他の植物を巻き付いて枯らす=カラスって説なんかもあるそうです。
(どれが正しいかは無論おっさんには分からんです)

natuuri3.jpg

話変わりますが花言葉が植物によっては全く意味合いが反対なものを同時に持ってたりするのがあるけどどういうことだよおっさん!?
みたいなことを前に知人から問われたことあるんですが何というかこれ大半の人が思ってるより現実的な問題だったりするんですよね理由が。
かなり前に一度ざっくりと駄文にしたことあった気もしますが折角なので再度説明、というかめんどいのでその辺について記述がある本から以下抜粋。。


花言葉の起源については元来トルコで発祥したものでこれを書簡文作家のM.Wモンタギュー(1689~1762)がはじめてイギリスに紹介したのだとされることが多い。
しかし彼女がトルコから書き送った書簡の中で述べている花などを使ったコミュニケーションの方法は、どちらかというと記憶術の体系の一部あって花自体に意味づけを行おうとしたものではなくここで問題にしているような「花言葉」の発達とは直接の関連をもつものではない。

こうした意味で花言葉の初出といえそうなのは1818年にパリで出版されたC・de・ラ・トゥールの「花言葉Le Langage des Fleurs」 である。
イギリスにおいてこの後に刊行された同じテーマを扱う書物は大抵このラ・トゥールが行った意味づけをそのまま踏襲したためにイギリスにおいてはそぐわない印象を与えるものもあるし、またフランス語からの翻訳が適切ではなかったために意味がかわってしまっているものもある。
勿論シェイクスピアをはじめとする自国の伝統に配慮して意識的に意味を変えていることもあり、例えばローズマリーはラ・トゥールのものでは「あたなの存在は私を元気づけます」という花言葉が与えられているがイギリスでは「追憶」と結び付けられることになった。

さらには宗教上の理由から異なる意味を与える場合もあった。
トケイソウなどはその一例でラ・トゥールおよび後続のイギリスの書物では「信仰」を表すとされていたがその後、「宗教的迷信」という意味を与えることが多くなった。
しかしその一方では1861年にロンドンで刊行されたガムリー・ハウス女子高編「カトリックの花言葉 The Catholic Language of Flowers」 などに見られるように「瞑想」とも結びつけられていたようである。

(ここから重要)
1870年台にはJ・イングラム「フローラ・シュンボリカ Flora Symbolica」 の刊行(1869)に刺激されたこともあって、花言葉に対する関心が再び高まった。
この10年の間に出版された書物は世紀の後半に栽培されるようになった観賞植物の数が急増したことを反映して広範な情報を取り入れようとした結果、花によっては2つ以上の意味が与えられるようになった。

~中略~

全体的に見て花言葉は、あくまで文学的な性格のものであり「民俗」との関りとなると、仮にあったとしてもごくわずかなものにとどまっているように思われる。

以上、長くなりましたがイギリス民族植物事典から抜粋でした。
(ロイ・ヴィカリー編著 奥本裕昭 訳 八坂書房)

なんというかそんな感じでして若い子なんかが神秘的で素敵!って夢見てるイメージとはちょっと離れたものだったりするんですよね;;
んでもまあ宝石言葉なんかもっと時代新しいし神話ネタ的な花言葉持たされてるケースもあるにはあるからセーフ!ってことで・・・。

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