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カブ(野菜)の話ちょろっと

微妙にネタと時間がないので七草にあやかってカブの話を少し。

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◇ カブ   属名 Brassica rapa

属名のBrassicaはラテン語でキャベツの意味。
カブとキャベツはどちらもアブラナ科アブラナ属でありコールラビと呼ばれる種類のカブとキャベツは仲間。
中国ではその昔地中より地上に出ている部分を重要視する傾向があったようで葉の部分を改良していった結果が現在のハクサイやチンゲンサイだそうです。
ハロウィンの元ネタであるケルトの祭りでは南瓜ではなくカブが使用され中をくりぬいて蝋燭なんかを置いたらしい。

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シェットランド諸島ではカブをアルファベットの文字に切り抜いたものを水をはったタライに入れ、子供たちは口を使ってそれを一つ取り出すという催しがありました。
取り出した頭文字をもつ人物が運命の相手であるという所謂恋占いのような意味合いもある遊びだったようです。

ノーフォーク州ではカブを使用した民間薬が風邪の治療に用いられたという記録が残っています。
それによると白い大きなカブをよく洗ってから8分の1インチ~16分の1インチの厚さにスライスする、そしてそれらを皿の縁に並べ黒砂糖をかける。
そのうちカブから出た汁が皿の中央に集まるのでこれを飲むと風邪に効くとの事。

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コメント 2

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U3

こんばんは。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

蕪を使った民間療法などあったのですね。
こんど知人の英国人に聞いてみようかな。
by U3 (2023-01-08 18:20) 

肉球

コメントありがとうございます。
遅ればせながら新年のお喜びを申し上げます。
by 肉球 (2023-01-08 22:46) 

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