ニンニクの話とか

こんにちは。
最近色々あったりなかったりで更新サボってましたがなんとか生きてる肉球です。
てか今年はエルデンリングで燃え尽きて以降割と本気でこれだ！って興味が出る作品が無くてモチベ的な物がやべぇのでいい加減ブログカテゴリをゲームから他に変更するべきなのかもわからんね。

個人的にはスク〇二版ルンファクみたいなのを少し期待してたんですが予想通りと言うかなんというかいつもの中学二年生的な黒歴史テイスト入ってておっさんにはダメで御座った、、
ス〇エニさんは何故どんな作品にも頑なに拗らせ要素を入れてしまうのだろうか、コレガワカラナイ。
とりあえずゲームはルンファク３リメイク発売待ちするとして久々にサンブレイクでも後で起動するかなぁ。



ジョギングコース途中のちっこい朝顔。
最近は朝晩は中々に冷え込むようになりましてコース途中で見かける赤とんぼなんかの姿もめっきり減り申した。
ちなみにちょっと前に朝顔ネタで記事上げようと思いデモ版ＳＤ（ＡＩ絵画ソフト）で描いてもらったのですがさっき見に行ったらいつの間にかデモ版終了しとりましたわ。



こちらがデモ版ＳＤ先生最後の作品。
まじかよ今日の記事用にちょっと描いて欲しいお題あったけど流石に会員登録とかはまだ様子見したいし仕方ないか、、

と言う訳で急遽クレイヨン先生にそれっぽいの描いてもらいまして今回はニンニクの話でもちょろっと載せとこうと思います。
ここまで一部たりともニンニクの流れなぞ無かったけどおっさんにそんなものを期待しても無駄だからね、仕方ないね。



ガーリックという名前の由来はアングロ・サクソン語で槍を意味する gar と香味料の野菜を表す　leacもしくは　lac　だとされます。
かなり古い時代から利用されていたハーブの一つで当時から既に魔除け的な力を持つ植物であると考えられていました。
ギリシャ神話上では魔女キルケの力を払う為に使われたモリィという不思議な植物がこのニンニクではないかと考えられているようです。
また、冥界と魔術を司る女神であるヘカーテへの捧げものとして十字路の真ん中にニンニクを置いておくという習わしも存在したとか。


↑　ニンニクと関係ないけど文字だけなのもアレなので適当にエノコロ軍団の図。

お守りや様々なおまじないにも使用されておりその中の一つを紹介しますと他人の偏見から身を守る為の方法としてこんなものがあります。

◇　とある地方に古くから伝わる偏見から身を守る方法　◇

１　１３個のガーリックを繋いで作ったネックレスを身に纏う

２　これをつけた状態で１３日間生活する

３　１３日目の真夜中に二つの道が交差するところに行きこのネックレスを外し頭上に投げたら振り返らずに全力ダッシュで家まで戻る。

以上がその方法なのですが言うまでも無くそんな奇行に走ってる時点で既に偏見じゃなくなってると思うので絶対に真似をしないよう注意しましょう。


↑　強風で道の方にグッタリ傾いてた皇帝ダリア。


プロヴァンスの空気はとりわけ芳しい

神秘と魅惑の球根から採れるエッセンスが放つ香気の故に

ニンニクと言えば強烈な匂いを連想しますが昔の人々もかなり好き嫌いが別れるものであったようでアレクサンドル・デュマは「大料理事典」（１８７３年）にて上記の用にニンニクの香りを称賛しています。
一方でヨーロッパの中世史によれば　不快なジェニー　悪魔の花束　等の悪名がつけられており１３６８年１１月２１日、カスティリア（スペインの旧王国）の王アルフォンソはニンニクを食べた騎士は３０日間謁見を禁ずる、つまりお前の息ニンニクくせぇから俺の城来んな！という法律を定めたのでありました。
（まあ気持ちは分かるよね…）

その不快な召喚史はガーリック、たまねぎ、ニラ、ネギが大好物で

血のように真っ赤な酒にも目が無いときていた

　ジェフリー・チョーサー　「カンタベリー物語」　（１３８６－１３８９）


↑　野ばらの実とスズメウリ。

とりあえずそんな感じです。
他に変わり種としてはニューヨークのサザビーズのオークションに「吸血鬼撃退キット」 vampire killing kit　なるものが出品されたという記事が１９９４年１月１０日のニューヨークタイムスに掲載されているようでしてその中身はニンニクの粉末、聖書、木製の杭、銀の弾丸を作るための鋳型、中にピストルを隠して収納してある十字架という内容。
１９世紀のマホガニー製のケースに入れられたこの商品はそこそこ時代の古い逸品だという説明だったものの鑑定の結果せいぜい１５年以内に作られたものだったとか何とか。

あ、いつものどうでもいいネタ補足しときますとニンニクは占星術において火星の支配下にあります。