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セイヨウヒイラギの話とか

こんにちわ。
本日未明頃飼い猫のふじこに起こされ眠気眼でトイレのドア開けようとしたら足元に突如黒い物体がススッ!と蠢いたので
こんな寒いのにG出やがった!?
と驚きの余り某格ゲーの昇竜拳みたいなジャンプしちゃったもののよくよく見たらふじこの毛玉だった肉球です。
いやまじでビビったんだけど冷静に考えたら流石にこの時期Gは活動してないよね、、

てかその昔、母親が夜に風呂入ろうとしたら黒い物体見つける→Gに違いないわ!!
と思い込み速攻でゴキジェット持ってきてシュー!!ってやったら結局Gじゃなくて靴下から出た綿ごみだったって出来事がありまして当時は割と小馬鹿にしてた記憶があるんだけどまさか自分も同じような道を辿ることになるとは・・・。
遺伝の力ってすごいね;;(畏怖)

mitiwaki.jpg

↑ ジョギングコース途中になんとなく撮影したやつ。
ここ数日で空の青色感が春成分入ってきて完全冬モードの時と比べると微妙にまろやかになってきてるようなそうでもないような。


そういや今年は今日が節分みたいですね。
なので節分的なネタでも書こうかと思ったけどネットに情報が溢れてるこのご時世じゃ大抵のネタがもう皆さんご存じだと思うので節分本体はバッサリ省略、ヒイラギに関してちょいマニアックなネタでも乗っけときます。
ちなみにヒイラギとセイヨウヒイラギは別の植物ですがセイヨウヒイラギのほうが海外的なネタ多いのでそっちで勘弁してね。。
(それもう節分関係ないのでは?とも思うけど見て見ぬふりでお願いします…)

セイヨウヒイラギは北欧神話やケルト神話においてかなり重要な木でしてケルト世界では樫の木と並んで特別視される木だったりします。
国や地方によっては家に持ち込むと不幸を呼び込むのでダメ!とする迷信じみたものがいまだに残っているようですがこれはキリ〇ト教が席巻する前に続いていたケルトのシャーマン(ドルイド)による教えが元になってるっぽいです。

厳しい冬の寒さの中でも枯れることなく力強く緑の葉と赤い実をつけることからドルイドたちに不死の象徴と崇められ悪霊や悪意ある妖精から身を守るため冬の間はヒイラギを家の中に持ち込むことを推奨したのだとか。
ただ、インボルクのイヴ(ケルトの暦で1月31日)以降は逆に不幸を呼び込んでしまう為それまでには家の外に出さなけらばならないという決まりがありましてこの辺が十二節の前夜(十二夜)としてキ〇スト教に取り入れられ現在に至るとの事です。

roub.jpg
↑全然ヒイラギとは関係ないけど長文だけだとアレなんでなんとなく。

ブリテンの伝承ではその昔この島にゴグマゴクという巨人(もしくはゴグとマゴッグという兄弟)が住んでいたとされますがその正体はヒイラギを神格化した存在であったと考えられています。
時代が進むと当時のような原始じみた粗暴さ力強さが若干マイルドにされたもののヒイラギの王という名前を与えられこちらは現在でもイギリス南部ドーセットのサーン・アバスへ行けば白亜の丘を削って描かれた姿を目にすることができるそうです。

古代ローマorイタリアでは善意の象徴とされサトゥルナリア祭の行われる12月17日~19日(1週間との記録もあり)には当時奴隷として家の仕事全般を担っていた者達へ感謝の意味を込めこの植物の枝と合わせてプレゼントを贈ったり期間中だけは自分たちで家の仕事をしたという記録もあるとかなんとか。

ほかにも結構マニアックなネタがあるのですがケルト文化におけるビッグネームな木だけにかなり膨大な量なんで今回はこの辺にしとこうと思います。
そして最初のほうにも書きましたがこれはあくまでセイヨウヒイラギについてのネタであってヒイラギとは関係なさそうなのでそこは間違えないようご注意下さいませ。。

・・・や、それならヒイラギについてのネタ載せろよ、とか言われそうですが;;

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