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ハロウィンの起源(サワーン) [ケルトネタ]

  

ちょいと気が早いですが、今回はハロウィンの起源について
ご紹介しようかと。
いやー、しかしケルトはイイネw

  

変装をして家を回りお菓子を貰ったり、かぼちゃを
くりぬいてろうそく立てたりと、現在ではそんな感じの
風習として定着しているハロウィンですが、これはケルト文化の
サワーンという祭典が原型です。
聖なる火の祭典とされるサワーンは10月31日の夕刻(夜?)から、
翌日の11月1日に渡り行われた祭典でして、一年間消える事無く
灯されてきた聖なる火をドルイド僧が新しくつけなおす儀式が
行われたとか。
ケルト世界における暦は牧畜を中心としており、放牧していた家畜を
畜舎にいれて、食肉用と繁殖用に選別する等、重要な仕事の時期が
ちょうどこの時期に当たることから一年で最も重要な祭日でも
あったようです。
(その為、ケルトでは11月1日が新年にあたる)

また、サワーンは妖精の世界(異界)との扉が開かれる日でもあり、
死者の国から先祖達が子孫の家に温まりに帰って来るとされました。
この際、邪悪な霊も一緒に解き放たれる為、魔除けとして
カブをくりぬいたものに蝋燭を灯したものを家に飾ったのだとか。
(現在はかぼちゃですが、元々はかぶだったらしい)
魔除けの他に自分達の家族や先祖の霊が迷わないよう、目印としての
意味もあるとかそんな感じの事を前に読んだ気がしますが
ちょっと忘れました、、、

んで、時代と共にキリスト教に取り込まれサワーンは諸聖徒の日、
現在のハロウィンとして定着したんですな。。

ちなみにアメリカへケルトの風習が伝わった大きな理由は
1840年頃のじゃがいも飢饉が大きいと言われます。
(これ以前にも移民は結構あったらしいですが)
これにより多くのカトリック系のアイルランド人が北アメリカへと
移り住んだのですが、プロテスタント系だった地元住民からは
随分と差別をうけたそうな、、、、

・・・・・ったく、お前ら元々は同じ宗教だろうがッ!
これだから某宗教とかあんま好きじゃないんだよなぁ、、、、、
や、調べるのは大好きだけどね;;

・・・・ちなみに最後のはあくまで個人的な意見なんで
あんまり気にしないでくらはい;;(一応表記)

しかしケルトネタ書くのは楽しいなオイ。。。
手を怪我してなければ、もっとマニアックなネタまで入れたかったぜ、、(苦笑


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コメント 2

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かぶだった事は知ってましたがその他は知りませんでした。
勉強になります。
by (2007-09-17 18:08) 

肉球

るう様いらっしゃいませ!
コメント+nice有難う御座います。。

いやー、何の役にも立たないネタばかりで申し訳無いです;;
・・・とかいいつつジャックランタンについても少々
マニアックな記事のせようかと思っていたのは内緒です、、、、
(流石にあれ以上の長文は現在無理なので挫折;;)
by 肉球 (2007-09-17 21:48) 

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